ワーキングホリデー

ワーホリは何歳まで?「30歳まで」の正しい読み方と、25歳とされる4か国の今の条件

外務省と各国の公式ページをもとに、申請時18〜30歳という基本、「原則25歳」とされるオーストラリア・カナダ・韓国・アイルランドの各国公式の今の年齢、「申請時」の数え方の違い(オーストラリアは31歳の誕生日の前日まで、台湾は満31歳不可)を整理しました。

この記事は公開情報に基づいて作成しています。

「ワーホリは30歳まで」とよく言われます。多くの国では、この言い方で大きくは外れません。ただ、25歳とされる国があること、「申請時」をいつの時点で数えるかが国によって違うことは、見落としやすい点です。

この記事では、外務省と各国の公式ページに書かれている年齢を並べ、自分がまだ間に合うかを確かめるときに何を見ればよいかを整理します。

確認日:2026年10月15日。出典は、外務省のページ(令和8年4月1日版)、オーストラリア内務省、カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)の運用指示、韓国外交部 Working Holiday Info Center の案内、駐日アイルランド大使館、台北駐日経済文化代表処、ニュージーランド移民局です。

基本は申請時に18歳以上30歳以下

外務省のページは、ワーキング・ホリデーの査証の発給要件として「査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること」を挙げています。

国ごとのページでも、同じ範囲が確認できます。ニュージーランド移民局の日本向けのページには、日本国籍で18歳から30歳であることが申請の条件として書かれています。

ここで基準になっているのは「申請時」の年齢です。入国時や滞在中の年齢ではありません。ただし、カナダのように査証の申請の前に別の段階がある国もあります(後で説明します)。

「25歳」とされる4か国の今の条件

外務省のページには、先ほどの要件に続けて、次の但し書きがあります。オーストラリア、カナダ、韓国、アイルランドとの間では18歳以上25歳以下ですが、各々の政府当局が認める場合は30歳以下まで申請可能、という内容です。

一方、各国の公式ページを見ると、日本人について今も25歳を原則としているのは、確認できた範囲では韓国だけでした。

国 外務省のページの書き方 各国の公式ページにある日本人の年齢
オーストラリア 18歳以上25歳以下(認められれば30歳以下) 内務省の国別の年齢一覧に「Japan - 18 to 30 years」
カナダ 同上 IRCCの運用指示の日本の欄で、Working Holidayの年齢は18〜30歳
アイルランド 同上 駐日アイルランド大使館の申請案内で、18歳以上30歳以下
韓国 同上 韓国外交部の案内で、18歳以上25歳以下(やむを得ない事情と判断される場合は30歳以下)

外務省のページと各国の公式ページでは、このように書き方が違います。実際に申請するときは、申請する国の公式ページに書かれた日本人の年齢を確かめるのが確実です。

オーストラリア

オーストラリア内務省の417ビザ(First Working Holiday visa)のページには、パスポートの国籍ごとの年齢の上限が一覧になっています。日本は「Japan - 18 to 30 years」です。

同じ一覧で、カナダ、キプロス、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、韓国、英国の国籍の人は18〜35歳とされています。これは、これらの国の人がオーストラリアへ行く場合の話で、日本人には当てはまりません。

カナダ

IRCCの運用指示にある二国間協定の一覧で、日本の欄のWorking Holidayの年齢は「18 to 30 years」です。申請時に日本の居住者であることも条件に挙げられています。

カナダ(International Experience Canada)は、いきなり就労許可を申請するのではありません。まずオンラインでプロフィールを出して候補者のプールに入り、招待(Invitation to Apply)を受けてから就労許可を申請する、という順番です。IRCCの案内では、プロフィールは、招待を受けるか、シーズンの終わりにプールが空になるか、資格がなくなるまでプールに残るとされています。招待はいつ来るか分からないので、30歳の人は早めにプロフィールを出しておくほうが安全です。年齢の上限との関係の細かな扱いは、IRCCの案内で確かめてください。

アイルランド

駐日アイルランド大使館の申請案内(2025年12月24日版のPDF)には、申請書受理時点で年齢が18歳以上30歳以下であることと書かれています。

韓国

韓国外交部の案内(2026-2027年版)の資格条件は、18歳以上25歳以下です。やむを得ない事情と判断される場合は30歳以下、とされています。注記には、年齢制限は国籍によって異なる場合があるので問い合わせるように、とあります。詳しくは、管轄の韓国大使館、総領事館、KVACに確認するよう案内されています。

「申請時」の数え方は国で違う

年齢の上限が同じ30歳でも、いつの時点の年齢を見るかは国によって違います。

オーストラリア

内務省のページによると、31歳(上限が35歳の国籍の人は36歳)になる前に申請する必要があります。申請の期限は、31歳の誕生日の前日の深夜0時(オーストラリア東部時間)です。この時刻は、オーストラリアの国外から申請する場合も同じです。

オーストラリア東部時間は、自分の国で誕生日が終わる時刻とは時差の分だけずれます。内務省は、できれば誕生日当日の申請は避けるよう書いています。一方で、30歳で申請し、決定が出る前に31歳になった場合でも、ビザが発給されうるとしています。ほかの要件は満たす必要があります。

台湾

台北駐日経済文化代表処のQ&Aには、申請時において満18歳以上満30歳以下(満31歳不可)であることが条件、とあります。

来月31歳になる場合の質問には、申請時に満30歳以下であれば申請は可能で、許可された場合の台湾での滞在期間は通常どおり180日間、と答えています。

アイルランド

アイルランドは「申請書受理時点」が基準です。駐日アイルランド大使館のページによると、申請の受付期間が年に2回に区切られています。2026年は、第1回が1月15日から2月6日(9月30日以前に渡航する予定の人が対象)、第2回が7月15日から31日(2026年10月1日から2027年3月20日までに渡航する予定の人が対象)です。

受付期間の外では申請できないため、誕生日と受付期間の位置関係を先に見ておく必要があります。

まとめると

オーストラリアと台湾の案内では、30歳のうちに申請すれば対象になります。30歳の誕生日を過ぎていても、31歳の誕生日の前なら間に合うということです。ただし、基準にする時点が「申請」なのか「受理」なのか、時差をどう扱うかは国ごとに違います。誕生日が近い人は、申請する国の案内で確かめてください。

2回目でも年齢の上限は同じ

日本人が一生涯2回参加できる国・地域でも、2回目の申請時に確かめる年齢は、1回目と同じ「申請時の年齢」です。2回目だから年齢の上限が上がる、ということは、この記事で確認した出典には書かれていません。2回目に行ける国と改訂の時期は、ワーホリは2回目も行ける?にまとめています。

次に確認すること

  • 申請する国の公式ページで、日本人の年齢と、基準になる時点(申請か受理か)を確かめる
  • 誕生日が近い人は、申請方法と受付期間を先に確かめる

行ける国と年間発給枠の全体は、入口の記事ワーキングホリデーに行ける国の一覧にまとめています。台湾の申請条件や必要書類、費用は台湾ワーホリの条件と費用の目安にあります。

申請する前に、もう一度。

記載は確認日時点の情報です。年齢・発給枠・参加回数・申請方法は、渡航先の駐日公館等の最新の案内で確認してください。

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